【陸上】福岡国際マラソン2日号砲　佐藤・高岡・藤田らが出場

＜福岡マラソン＞２日号砲　佐藤、高岡ら五輪切符つかめるか

北京五輪の代表選考会を兼ねた福岡国際マラソンは２日、福岡市・平和台陸上競技場を発着点に行われる。
代表枠は３人で、８月の世界選手権大阪大会と、福岡以降の国内３大会から選考されるが、
今回は実績のある選手がそろい、近年では例のない豪華な顔ぶれ。
日本人最上位になれば代表入りの可能性が高い。３０日には福岡市内で有力選手が会見した。

佐藤敦之（中国電力）は１０月にハーフマラソンの日本記録を樹立。
７月に女子８００メートル日本記録保持者の美保さん（旧姓杉森）と結婚し精神的にも充実している。
これまでは勝負どころでの失速が続いたが「結婚を機に変わった自分で走り抜けたい。走りが積極的になった」と自信を見せる。

日本記録保持者の高岡寿成（カネボウ）は、本命視された４年前の福岡で
優勝と７秒差の３位に終わりアテネ五輪を逃した。
「４年前は勝手に重圧をかけていた。今回はマラソンを理解して余裕がある」と冷静だ。

前日本記録保持者の藤田敦史（富士通）は、アテネ五輪の選考会を故障で欠場。
今回は「練習で追い込みすぎないようにした。選考を意識せず最善を尽くすだけ」と無心。
アテネ五輪５位の油谷繁（中国電力）は、その後に満足なマラソンがないが
「練習はできている。いいメンバーの中で勝ってこそ価値がある」と意欲を見せた。

日本人以外で注目はハーフマラソンの世界記録を持つサムエル・ワンジル（トヨタ自動車九州、ケニア）。
初マラソンだが「２時間６分台を出す自信がある」と強気だ。

レースは中盤までペースメーカーが５キロあたり１５分０～５秒程度で引っ張る見込み。
どの選手も３２キロ手前で折り返した後の仕掛けを意識している。
藤田が００年に出した２時間６分５１秒の大会記録に近い好タイムでの勝負もあり得る。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071130-00000101-mai-spo

【陸上】福岡国際マラソン2日号砲 佐藤・高岡・藤田らが出場

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