【中東涙目】「ケガを装うシーンを嫌というほど見てきた。倒れてもプレーを止めない」

現地時間29日、エスパニョールがリーガ・エスパニョーラの全クラブに対して、選手が倒れ
た際にボールを蹴り出して試合を一時ストップする行為を廃止し、審判員が試合を止めるまで
待つよう呼び掛けた。ロイター通信が報じている。

　エスパニョールはクラブの公式HP上に、「相手チームにボールを蹴り出させて試合を止める
ために、選手たちがケガを装うシーンをいやというほど見てきた」との声明を発表。「紳士的
な行為としてスタートした慣習だが、スポーツマンシップにもとるやり方で悪用されることが
あまりにも多過ぎる」と、結果として“非紳士的行為”を招いていると訴えた。

　同クラブはさらに「我々は全クラブに対して『エスパニョールの選手たちは今後、敵であれ
味方であれ、プレーヤーが倒れてもボールを蹴り出すことはしない』との書簡を送った。他ク
ラブも同様にしてもらえばと願っている」とも述べており、フェアプレーを目指して断固とし
た策を講じたことを明言している。

http://sports.yahoo.co.jp/news/20071130-00000066-ism-spo.html

　