へんないきもの三千里

「へんないきもの三千里」早川いくを氏

「食ったり食われたりの世界を即物的に描いた物語です」

「へんないきものの魅力は、僕らが抱くイメージや見た目とは裏腹にだらしなかったり、
逆に俊敏だったりと、意外な面があることですね。これまで、
そんな一匹一匹の性質や特技などを含めた“人柄”を紹介してきましたが、
書いているうちに彼らの生態系の不可思議さに興味が湧いてきたんです。
もし、この壮大な生態系を伝えるとすれば物語の形かな、と考えていたのが執筆の理由です。
まさか、『へんないきもの』がこんなに売れるとは思いもしませんでした」
　シリーズ2冊、通算45万部のベストセラーとなった図鑑「へんないきもの」の第3弾で、
生物界に迷い込んだセレブな少女の活躍と成長を描いた長編物語である。
今回も続々登場する“へんないきもの”たちの描写が実にリアル、かつユニークで、
思わず笑ってしまうシーンが満載だ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071201-00000012-gen-ent